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28日のニューヨーク商業取引所の原油先物相場は大幅に反発し、国際的な指標であるテキサス産軽質油(WTI)の4月渡し価格は通常取引終了後の時間外電子取引で、1バレル=102・97ドルと103ドル近くまで上昇し、史上最高値を更新した。
通常取引の終値の前日比2・95ドル高の1バレル=102・59ドルと過去最高値だった。
ドルの為替相場がユーロなど他通貨に対して下落するドル安が続き、海外投資家にとってドル建ての原油価格に相対的な割安感が出て、買い注文が広がった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げに踏み切るとの観測が有力となり、商品市場に投資ファンドなど投機筋の資金が流入していることも、相場を押し上げている。
同取引所の金先物相場も4月渡し価格の終値が前日比6・50ドル高の1トロイ・オンス(約31グラム)=967・50ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。
ニューヨーク株式市場は、米景気の先行きに対する懸念が強まったことを受けて反落、ダウ工業株30種平均は一時、前日終値比157.85ドル安の1万2536.43ドルまで値を下げた。終値でも同112.10ドル安の1万2582.18ドルと下落して取引を終えた。ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数も反落し、終値は同22.21ポイント安の2331.57だった。
取引開始前に発表された実質国内総生産(GDP)の改定値が市場予想を下回ったほか、新規失業保険申請件数が市場予想を大幅に上回り、市場に景気の先行きへの不安が広がった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が景気の現状を「01年よりも厳しい」と証言したことも市場の重しとなった。
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